2008.2.22 【メキシコシティー(D.F.)】
今日は依頼してあったルイス・バラガンのツアーの日。
朝の9時半にホテル出発なので、朝はのんびりできました。
今朝も朝食はホテルビュッフェへ。
メキシコ2日目。
2人とも驚くほど体調がいい。お腹も全然いたくならないし、食べ物もおいしい。
水にだけは注意していたので、旅行中は水は全てペットボトルのものだけ飲みました。
歯磨きのゆすぎもミネラルウォーターで。
実際ホテルのバスルームに毎日ミネラルウォーターが2本置いてあったので、
うがいやゆすぎにはそれを使ってました。
今日のツアーはミカドトラベルの真田さんがガイドをしてくれました。
ツアーは私と夫の2人だけ。
プライベートツアーです。 わ~い!
ルイス・バラガン
ルイス・バラガンの自邸

玄関からその美しさ、静かさに感動しました。
日差しが差し込み、黄色いガラスの光が反射して壁を染める。
そして溶岩を使ったの静かな黒い床。
玄関ホール。
印象深いピンク色の壁。だけど派手ではなく、むしろ落ちつけるのは
光のせいだろうか。
ピンクの壁が光の反射を浴びて、オレンジ色にも見える。
たった一つの窓で、確かに大きいけど、でもそれほど大きくない窓で、
なぜここまで室内を明るく保てるのか。
こんなにおもしろくて、美しい家は初めて。
リビングルーム、庭を散策し、2階の部屋も見学させてもらう。
窓から見える自然と、十字。
ため息が出るほど、ほんとにきれい。
どの部屋も、廊下も、庭も、屋上も、とても静かで素敵だった。
来れてよかったな。見れてよかったな。
心から思えた瞬間でした。

室内は撮影禁止です。これは『地球の歩き方』にも乗っているリビングの写真。
メインの照明はひとつもなく、自然光と間接照明だけ。
窓の十字が印象的。
真田さんのガイドもとってもわかりやすかった。
彼はメキシコに6年住んでいるそうです。スペイン語もぺらぺらでかっこいい。
こんな風に生きている日本人もいるんだなぁと、すごいと思いました。
屋上は撮影OKとのことで2人でカメラでパシャパシャ。

2人してでかいデジイチ持ってるんで、びっくりされました。

ピンク色の壁。メキシコでは珍しくない色のようで、他の家でも使われている。

バラガン邸は住宅街の一角。
一見世界遺産とは思えない外観。「外に閉じて中に開く」設計がメキシコ流。
*
そしてもう一つの目的、ヒラルディ邸へ。

ここは個人宅なので、見れるか見れないか、その日でないと分からないらしいけど、
今日は見ることができました。よかった。
玄関を入って目の前。
何だ・・・
何なんだ・・・
こんな景色。見たことがない・・・。
光に溢れる廊下と、その先の青。
「今お2人が見ている先に、光が見えますよね。 何の形に見えますか?」
と真田さんが問う。
その先に見えるのもは、光のクロスでした。
少し屈折している十字が、奥がプールになっていた為だと分かったのは
廊下を歩いて奥の部屋に入ったとき。
家の中の水、そこがダイニングだなんて!
しかも十字の光が、なぜそこに映るのか、近づいて見てみても分からない。
そうこうしている間に十字の光は消えてしまう。
「この時間帯だけなんです。お2人は見れて良かったですね」と真田さんが言う。
本当にラッキーだ。
ヒラルディがバラガンに設計を懇願した時間が3年。
バラガンがこの家の建築にかかった時間が3年。
ヒラルディが「ここは自分の家なんだ」と心から思えるのにかかった時間が3年。
そして今もこの家を守っている家族。
美しいなと思います。
庭のハカランダの木が美しかった。
まだ咲いていなかったけど、もうじききっときれいに花を咲かすんだろうな。
家に入ったときに電話をしていた奥様が、私たちを2階に上げてくれるという。
ガイドの真田さんも2階は見たことがないそうで、またまた何て幸運!
「まだ掃除中なんだけど・・・」と奥様が案内してくれる。
2階には洗濯物がヒラヒラなびく広い屋上と、そして部屋が一つありました。
部屋にはバラガンがヒラルディに送った品物がたくさん置いてあり、
真田さんいわく「とてもメキシコっぽいものがたくさん置いてある部屋」だそうです。
その部屋にも小さな中庭(2階なので小さな屋上)があり、壁の一面に塗られたピンクの光で
部屋の壁が一部ピンクに反射していました。ステキ。

2階も見せてくれた奥様にたくさんありがとうを告げ、ヒラルディ邸を後にしました。
ここも撮影は禁止。ここのサイトのフラッシュで少し見れます。
予定ではこのままグアナファトへ向かうためバスターミナルヘ、の予定だったけど
真田さんが「サテライト・タワー」を見に行きましょう。と提案してくれて、連れてってくれました。
幹線道路にあるために、多分見れないだろうと思ってたので、これまた嬉しかった!
ミカドトラベル、ナイス!!
サテライト・タワーも写真の撮れるところまで案内してくれ、橋の上からパチパチ。

今年はちょうど50周年を迎える年だそうです。
バラガンツアーを終え、北バスターミナルへ移動。
このツアーはかなり満足でした。今まで日本語ツアーって参加したことなかったけど
説明も詳しくて丁寧だしガイドさんの知識も豊富で、日本語にして良かった~と思いました。
そして北バスターミナル。
昨日来ようと思ってたところ。
真田さんがバス乗り場やフードコートなど丁寧に教えてくれる。
「あと、心配なことないですかね。」って聞いてくれるんですよ~。
ミカドトラベル、ナイス!! って言いすぎ?
真田さんとお別れして、バス出発までご飯を食べながら待つ。
ファーストフードでは英語が通じなかったけど、何とか買えました。
ハンバーガーもスペイン語ではアンブルゲザ。
全然わかんない!
お会計は82ペソだったんだけど、
「オチェインタ イ ドス って言うんだよ」って若いラテン系イケメン店員さんが教えてくれた。
むずかしいけど、でもスペイン語おもしろい。
いろいろ覚えて、もっといろんな人と話せたらいいのに!
*
北バスターミナルでは、ついにアレと遭遇することになる。
アレとは・・・
有料トイレ。 なのに便座なし。
1回3ペソのトイレで、私は夫に荷物を預けてトイレに入りました。
個室に入ると便座がない。
「キターーっ!」と思うと、紙もない。
さすがに無理と思い、一度出る。
夫に「がんばれ」のエールをもらい、また3ペソ払って入る。
便座なしトイレ。メキシコ女性はそのまま座るんでしょうか。
真相を知っている方、ぜひ教えて下さい。
バスの時間になったので乗り場に向かう。
大きなスーツケースを持っていると、列に並んでいたおばちゃんが
「ほら、あそこに預けるのよ!」みたいなことをスペイン語で教えてくれる。
座席は3列シートのゆったり席。
フットレストもついてかなり快適。噂どおり!
私が嬉しくてキョロキョロしてると、隣に座ったおじさんが
「ここを押せばシートが倒れるんだよ」と教えくれる。
みんな優しいなぁ。
バス内は全然寒くなく、上着が一枚あれば十分でした。
ホッカイロ不要。
グアナファトまで5時間。
バスは静かにグアナファトに向かって出発です。