2008.2.21 【メキシコシティー(D.F.)】
早朝、2人して目が覚め、うつろうつろしてると突然テレビが付く。
!!
こわいよ~。
何? タイマー??
でも5時前ですけど。
不思議の国メキシコはそんな朝から始まりました。
朝食はホテルのビュッフェで取ることに。
パンも卵やハムもおいしかったし、オレンジジュースが生絞りのようにうまい。
夫はメキシコ料理っぽい、トルティーニャを辛いソースで煮込んだような料理を食べてた。
かなりうまいらしい。
この朝食は一人85ぺソでした。
そしていよいよ2人旅へ出発です!
まずはホテルで少し両替。
ここのフロントには英語を使えるスタッフがいたので大丈夫でした。
T/Cを両替しようと、持参のペンでサインしてると
「これあなた?」
とペンに乗ってる宮里藍ちゃんを差して言われてしまいました。
年金のキャンペーンボールペンを持ってく私も私だけど、似てる?
まあ似てなくはないけど、自分の写真入りボールペン持ってたら・・・と思ったらおかしくて
笑いながら「ノー」といって、それからSAFTYBOXも使わせてもらう。
準備ができたのでタクシーをつかまえようと表に出る。
今日の予定はまずメキシコシティーの遺跡、テオティワカンへ行くこと。
特にスリが多くなる通勤ラッシュの地下鉄はひとまず避け、
タクシーでバスターミナルヘ行くことにしている。
さっきフロントで少し話したボーイさんがいたのでタクシーをお願いした。
すると「タクシー!」って呼ぼうとするので
「いやいや、リベロじゃなくてシティオがいいんです」って言ってみると
するともうそこにシティオタクシがいたようで、中からおじさんが出てきた。
つたないスペイン語で「北バスターミナルまでお願いします」と行ってみると
「テオティワカンに行くの?」と聞かれる。
「だったらテオティワカンも、グアダルーペ寺院も、色々回ってあげるから、800ペソでどう?」
と運転手に言われる。
ああ、なるほどね~、それもいいかもとか思いながら、
でもまだこの運転手が信用できない。
ボーイも一緒になって説明してくれるけど、ボーイも信用していいのかどうか。
2人で800ペソ(約8000円)はそんなに安い金額じゃない。
でも事前に調べていた半日観光の金額に比べたら安い。
う~ん、グアダルーペも行って見たかったし帰りはソカロで下ろしてくれるっていうし・・・。
ということでお願いすることにしました。
600ぺソにしてって言ったら、じゃあ700ね、と交渉成立。
夫も、分からないまま動き回るより、そのほうがいいでしょ、と納得。
タクシーチャーターで市内観光の始まりです!
まずは三文化広場へ。

運転手さんはとてもいい人でした。
マニオールというおじちゃん。おじいちゃんかな。
英語は少しつたないけど、いろいろと説明してくれる。
出っ張ったおなかがかわいいんです。




左上がマニオール
その後グアダルーペに行こうとしたら、何だがすごい渋滞。
余談ですが、メキシコ人の車の運転はめちゃくちゃ荒い。
そっこらじゅうでプープークラクションが鳴らされるし、「譲り合い」の精神が全くなく
隙があれば割り込んで、自分さえ前に進めればいいという運転をします。
タクシー乗っててもなかなかのスリル!
車線なんて関係ないし、合流するときはみんなとりあえず前に進もうとするから
車間距離がすっごく近くなって乗ってるこっちはヒヤヒヤもの!
これだけ至近距離で走りあって、ぶつかる心配ないのかな。
車は自国で生産していないのでヨーロッパ車やアメ車のピカピカした大きな車から、
はがれた部品をガムテープでくっつけて走ってる車までいろいろ走っていたけど
私だったら怖くて走れない感じ。
ちなみにメキシコでは免許はお金で買うそうです。笑。
車検はなく、ただ大気汚染防止のためエンジンの点検はあるそうです。余談でした。
*
「あーそうだったっ! 忘れてたよ~」とマニオールが言う。
ちょうどそのときにフェスティバルが開催されているようで寺院がすごく混んでいるそうでした。

なんでも隣の町から信仰深い人たちが、自らマリア像を担いで、徒歩で3日間歩き続けて
グアダルーペに来ているそうです。自らを傷めつけることが信仰となるそうな。
廻りにも花を付けた車がいっぱい。
混んでいるとスリも多くなるからと、残念ながら行くのは諦め、高速に乗ってテオティワカンに向かうことにしました。
テオティワカン。
中は自分たちでゆっくり見て廻ることに。
2人で廻るときにマニオールが、
「中には物売りがいるけど、売ってるものは偽物が多いから。
だから『ノー』っていうんだよ。『ノーサンキュー』でもダメ。笑ってもダメ。ただ『ノー』って言いなさい。
それから、中では2人にはお互いしかいないんだから、気をつけて。手を取り合って。カメラにも気をつけるんだよ。私は出口で待ってるから。時間を気にせずに、ゆっくり見ておいで」って言ってくれた。
なんていい人っ!
まるでうちら子どもみたいだったけど、治安悪くて心配だったメキシコで
こんな優しい人と出会えるなんて、何て幸せ。
マニオールの優しさがかなり嬉しかった。
月のミラミッド


階段はこんなに急

月のピラミッドからの眺め。死者の道が見える

空気が薄くて、そして暑い。
太陽のミラミッド

学校の行事かな、来ていた子どもたちが夫のカメラを見て「撮って~」っと寄ってきた。

かわいい~。
最終的にみんな気を付けしてるところがまたかわいい。
何度も休憩をしながら太陽のピラミッドを登る。
標高が高いからから、尋常じゃなく息が切れる。空気が薄い。でも気持ちいい!
太陽のピラミッドから月のピラミッドも美しい。
古代の神話を今に伝える場所。まだ人が登ることを許されているなんて、すごいな。

てっぺんで知り合ったマリオ(日系人?あだ名?)の写真をとる私
ゆっくり遺跡を満喫した後、出口へ向かいマニオールオススメの
チープ&ナイスレストランへ。

オーダーもマニオールがおすすめを注文してくれて、ほんと楽チン。
また出てきた料理がおいしかった!
始めはスープ。
見た目が、どんな味??ってなる見た目だったけど、
これがめちゃくちゃおいしかった。説明できないけど、メキシコの味。
敢えて言えば、トルティーニャの味かな。
そして夫はビーフステーキプレート。
私はチキンにチーズが挟んであるプレート。
プレートにはサラダと豆ペースト、それにピラフも付いててどれもすごくおいしい。
夫はビールを飲みつつ料理を楽しみました。
*
お腹がいっぱいになったところでソカロに向かうことに。
帰り道は「シエスタだよ」とマニオールが言ってくれたので昼寝しながら帰りました。
ソカロ。ここでマニオールとはお別れ。
帰りに安全なタクシーをつかまえる場所も教えてくれた。
本当にとってもいい人だった!この人に出会えてほんとラッキーだったと思えるくらい。
まさか強盗の危険すらあるメキシコシティのタクシーで昼寝できるなんて思ってなかった!
たくさんありがとうを言ってお別れしました。
それではソカロへ。
人が多い。車も多いし、そしてうるさい。

ソカロでは、さすがに2人して大きなデジカメぶら下げて歩くには危険と思い
コンデジだけで過ごすことにしました。
かなりビビッてたので、ほとんど写真もとらなかった。
本当に危険なのかどうか、でもポリスはやたらとそこらじゅうにいる。
やる気はない感じだったけど。
田舎くらしの私たちにとってはソカロは人が多すぎ。そして暑い。
疲れてしまったのでもう帰ることに。
少し街並みを見ながら帰ろうと、徒歩でホテルまで帰ることにしました。
レフォルマ通りを目印に、無事ホテル到着。
あ~疲れた~。汗かいた~。
買ってきた夕食もあまり喉を通らず、この日はそのまま寝ちゃいました。
明日はついにバラガン邸です!